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決算期に強い銘柄とオプション戦略をスクリーニングする方法|MarketChameleonのOption Strategiesの使い方

※この記事は MarketChameleon 非公式の日本語教育ガイドです。MarketChameleon 社が発行・推奨・スポンサーしているものではありません。掲載しているスクリーンショットは操作説明の目的でのみ使用しています。

market chameleonを使い決算期に高パフォーマンスだったのはどの銘柄とオプション戦略を選べばいいかスクリーニングできるOption Strategiesの使い方
MarketChameleonの操作画面 © Market Chameleon

決算シーズンに「どの銘柄に、どのオプション戦略を使えばいいか」と迷ったことはないでしょうか。MarketChameleonのOption Strategies機能を使えば、特定銘柄の過去の決算ごとにどの戦略が高い勝率・リターンを記録していたかを一覧で確認し、さらに自分好みの条件でバックテストを行うことができます。

本記事では、オプショントレード普及協会・守屋史章氏の解説動画をもとに、WalmartなどのEarnings銘柄を例に取りながら、Option Strategiesページの読み方、勝率やシャープレシオによるフィルタリング、そして具体的なバックテストの実施手順を応用レベルで解説します。ショートストラドル、カレンダー・スプレッド、コンドルなど複数の戦略を比較検討したい方にも最適です。

決算前後のボラティリティの動きを理解した上で、実際のオプション・チェーンの数値を使ったP&L計算まで確認できるのがこの機能の強みです。初歩的な操作方法ではなく「どう使い倒すか」に焦点を当てた応用編となっています。

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この記事でわかること

  • Option Strategiesページで勝率・シャープレシオを使って最適な決算戦略を絞り込む方法
  • ショートストラドル・カレンダー・スプレッド・コンドルなど各戦略の特徴と使い分け
  • 「決算3日前エントリー・4日後エグジット」など自分好みの条件でバックテストを実行する手順
  • 過去のオプション・チェーンデータを使った実損益シミュレーションの読み方

ご注意
本記事はMarketChameleonの使い方を解説する目的で作成しています。過去のバックテスト結果は将来の利益を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

Option Strategiesページで何が確認できるか

MarketChameleonのEarningsセクションにある「Option Strategies」ページでは、対象銘柄の過去の決算ごとに、どのオプション戦略が何勝何敗だったか、平均リターンはいくらだったか、シャープレシオはいくつかを一覧で表示してくれます。銘柄ページから「Earnings → Option Strategies」と進むことでアクセスできます。

戦略の種類はショートコール・ショートプット・ショートストラドルといった売り単体戦略から、クレジットスプレッド・コンドル・カレンダー・スプレッドといった複合戦略まで幅広くカバーしています。エントリータイミング(決算の何日前か)とエグジットタイミング(決算の何日後か)も条件として指定できるため、自分のトレードスタイルに合わせた絞り込みが可能です。

勝率とシャープレシオで戦略を評価する

勝率(Win Rate)の見方

一覧の「勝率」列をクリックすると高い順に並び替えられます。守屋氏の解説動画では、25デルタコール(アウト・オブ・ザ・マネーのコール、デルタ≒0.25)のショートが過去の決算で勝率100%を記録していた例が紹介されています。デルタ0.25とは到達確率が約25%であることを意味し、それだけ株価が上昇しない限り利益になる戦略です。勝率を重視するトレーダーはまずこの列でフィルタリングするのが実践的な使い方です。

シャープレシオ(Sharpe Ratio)の見方

シャープレシオは「リターン ÷ 標準偏差(リスク)」で計算される指標で、値が大きいほどリスクに対するリターン効率が良いことを示します。一般に1.0以上あれば良好とされており、MarketChameleonの戦略一覧では4.17などの高い数値を持つ戦略も確認できます。勝率だけでなくシャープレシオも合わせて確認することで、ブレの小さい安定した戦略を選びやすくなります。

代表的な決算オプション戦略の特徴

ショート25デルタコール(裸売り)

アウト・オブ・ザ・マネーのコールオプションを売る戦略。株価がそれほど上昇しないという前提のもと、プレミアムを受け取る。勝率・シャープレシオともに高い数値が出やすい一方、損失が理論上無限大になるリスクもあるため、単独での利用には注意が必要です。

クレジットスプレッド・コンドル(スプレッド系)

裸売りのリスクが不安な場合はスプレッドに変換するのが有効です。コンドル戦略では「株価が一定レンジ内に収まる」ことで利益が得られます。MarketChameleonの戦略一覧でもコンドルで勝率100%・リターン57%といった結果が確認できるケースがあります。最大損失が限定されるため、リスク管理を優先したい場合に適しています。

カレンダー・スプレッド・ダイアゴナルスプレッド

決算前後のボラティリティの変化を利用する戦略です。決算時に最も反応するオプション(短期限月)を売り、決算通過後にボラが落ち着く限月のオプションを買いで保有します。同じ権利行使価格で組む場合がカレンダー・スプレッド、権利行使価格も変える場合がダイアゴナルスプレッドです。「遠い限月を先に買っておき、決算が近づいたら高まったボラティリティの近い限月を売る」という先読みアプローチも有効です。

ショートストラドル

アット・ザ・マネーのコールとプットを同時に売る戦略で、株価がほとんど動かないと判断した場合に使います。受け取るプレミアムが大きい反面、大きく動いた場合の損失も大きくなります。守屋氏は「リスクが高い戦略であり教科書的な事例」として紹介しており、研究・学習目的での検証に向いています。

実際の手順:バックテストの実行方法

  1. 銘柄ページのOption Strategiesへ移動:対象銘柄(例:WMT)のEarningsページを開き、「Option Strategies」タブをクリックします。
  2. By/Sellとストラテジータイプを設定:「Strategy Type」のフィルターで「Short(売り)」を選択するか、絞り込まずに全表示してから勝率列で並び替えます。
  3. エントリー・エグジット日数を変更する:デフォルトの日数設定を自分のトレードプランに合わせて変更します。例えば「3日前エントリー・4日後エグジット」に設定することで、その条件での過去成績が再集計されます。
  4. バックテスト結果を確認する:勝率・平均リターン・中央値リターン・最大リターン・最悪リターン・シャープレシオが表示されます。例として「3日前エントリー・4日後エグジットのショートストラドル」では勝率83.3%・平均リターン32.4%といった結果が確認できます。
  5. 過去のオプション・チェーンを確認する:結果の各行にある「View」ボタンを押すと、実際の決算当日のオプション・チェーンが表示されます。当時の株価・ストライクごとのビッド・アスク・中値が確認でき、実際の約定想定価格でのP&L計算が可能です。

💡 活用のヒント
オプション・チェーンでの約定価格の目安として、ビッドとアスクの中値(ミッドプライス)を使うと現実的なシミュレーションができます。流動性の高い銘柄であれば中値での約定が十分狙えます。エントリー時とエグジット時の両方の中値を確認し、受け取りプレミアム合計と買い戻しコストの差額が実質利益になります。例えばストラドルで合計6ドル受け取り、4日後に4.5ドルで買い戻せれば1.5ドル(150ドル/1枚)の利益となります。

ボラティリティ売り戦略を選ぶ際の考え方

決算前後はインプライド・ボラティリティ(IV)が上昇し、決算通過後に急低下する「ボラティリティ・クラッシュ」が起きやすい特性があります。この性質を活用するには以下の考え方が参考になります。

  • 高まったIVを売りたい→ショートストラドル・ショートコール・ショートプット(ただしリスク管理が必須)
  • リスクを限定しつつIVを売りたい→クレジットスプレッド・コンドル
  • 限月間のIV格差を利用したい→カレンダー・スプレッド・ダイアゴナルスプレッド
  • 先読みで準備したい→決算前に遠い限月の買いポジションを仕込み、IVが十分高まった近い限月の売りを後から追加する

いずれの場合も、MarketChameleonのバックテスト機能で過去の勝率・リターン・最大損失を確認してから実際の判断に臨むことが重要です。

よくある質問(FAQ)

Q. Option Strategiesページではどのようなデータを確認できますか。
A. 対象銘柄の過去の決算ごとに、どのオプション戦略が何勝何敗だったか、平均リターンはいくらか、シャープレシオはいくつかを一覧で表示します。銘柄ページから「Earnings → Option Strategies」と進んでアクセスし、売り単体戦略からクレジット・スプレッド・コンドル・カレンダー・スプレッドまで幅広くカバーしています。

Q. シャープレシオはどの程度の水準を目安に判断しますか。
A. シャープレシオはリターンを標準偏差で割った指標で、値が大きいほどリスクに対するリターン効率が良いことを示します。一般に1.0以上あれば良好とされ、戦略一覧では4.17といった高い数値を持つ戦略も確認できます。勝率とあわせて確認することで、ブレの小さい安定した戦略を選びやすくなります。

Q. 自分のトレードプランに合わせたバックテストはどのように行いますか。
A. エントリー日数とエグジット日数を変更することで、その条件での過去成績が再集計されます。例として「決算3日前エントリー・4日後エグジット」のショート・ストラドルでは勝率83.3%・平均リターン32.4%といった結果が確認できます。各行の「View」ボタンから当時のオプション・チェーンを開けば、実際の価格ベースでの損益計算も可能です。

まとめ

Option Strategiesページは、銘柄ごとの決算戦略を勝率・平均リターン・シャープレシオで比較し、エントリーとエグジットの日数を任意に変えてバックテストできる機能です。「View」ボタンから過去のオプション・チェーンを参照し、実際の価格で損益を検証したうえで戦略を選ぶ使い方が有効です。

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この記事で紹介した機能はすべてMarketChameleonで確認できます。

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まとめ

  • MarketChameleonのOption Strategiesページでは、銘柄ごとの決算戦略を勝率・平均リターン・シャープレシオで比較・フィルタリングできる
  • シャープレシオは「リターン÷リスク」の効率指標で、1.0以上・数値が大きいほど優秀な戦略と判断できる
  • エントリー日数・エグジット日数を自分好みに変更することで、任意のトレードプランに対応したバックテストが実行できる
  • 「View」ボタンから過去のオプション・チェーンを参照し、実際の価格ベースで損益シミュレーションが可能
  • リスク許容度に応じてショート裸売り・スプレッド・コンドル・カレンダー・スプレッドを使い分けるのが実践的なアプローチ

参考動画:market chameleonを使い決算期に高パフォーマンスだったのはどの銘柄とオプション戦略を選べばいいかスクリーニングできるOption Strategiesの使い方(オプショントレード普及協会)

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