Seeking AlphaのScreenerで候補を絞っても、その場で眺めるだけで終わると後から比較しにくくなります。条件差を覚えていられないこと、何を確認したかが残っていないことが理由です。
この記事では、ScreenerやPortfolioで見つけた候補をExcelで整理するときに、最初に残しておくと比較しやすい項目を整理します。MarketXLSにつなぐ前提で、シンプルな構成から始めることを目的としています。
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この記事でわかること
- Screener結果をそのまま眺めるだけで終わりやすい理由
- 最初に残したい8項目の考え方
- Market Chameleonで確認した内容を一緒に残す理由
- MarketXLSにつなぐと何がしやすくなるか
Screener結果をそのまま眺めるだけで終わりやすい理由
後で見返したときに条件を思い出しにくい
Screenerで候補を絞ったとき、「なぜその候補が残ったか」の条件(Quant Rating・セクター・Earnings日など)は画面上では確認できても、後で記録がなければ思い出せなくなります。特に複数の候補を同時に検討しているときは、どの銘柄をどういう文脈で見ていたかが混乱しやすくなります。
確認した項目を残していないと比較できない
時間が経ってから「あの銘柄、あのときのIVはいくつだったか」を確認したいとき、記録がなければ当時の状況を再現できません。Screenerの結果は日々変わるため、見た時点のスナップショットを残すことに意味があります。
最初に残したい項目は多すぎなくてよい
1行1銘柄で十分
複雑な表を作る必要はありません。1行に1銘柄分の情報を並べる構造にするだけで、複数候補を横に並べて比べやすくなります。
最初は6〜8項目で始めればよい
最初から多くの列を作ると、記録の手間が増えて続かなくなりやすくなります。まず8項目以内に絞って始め、使いながら必要なものを足す方が継続しやすくなります。
最初に残したい8項目
| 列名 | 内容 | 入力方法 |
|---|---|---|
ticker |
銘柄のティッカーシンボル | 手入力(シート全体の基点) |
check_date |
確認した日付 | 手入力 |
screen_name |
どのスクリーンで見つけたか(例:Top Tech Stocks) | 手入力 |
quant_rating |
Seeking AlphaのQuant Rating(確認時点) | 手入力(Seeking Alphaで確認) |
earnings_date |
次の決算日 | 手入力(Market Chameleonで確認) |
days_to_earnings |
確認時点から決算日までの日数 | 計算列(check_date〜earnings_dateの差分) |
option_liquidity |
Option Chainの流動性の印象 | 手入力(Market Chameleonで確認、◎/○/△など) |
memo |
確認時の印象・次に確認すべきことなど | 手入力(自由記述) |
整理の考え方screen_name列があると、「Alpha Picks経由か、Screener経由か、どのスクリーンで出てきた候補か」を後から区別できます。複数の発見ルートが混在するときに特に役立ちます。
Screenerのカスタム条件を保存する
よく使う条件の組み合わせはSeeking Alpha上でカスタムスクリーンとして保存できます。「Save As」ボタンをクリックして名前と説明を入力するだけです。保存しておくと、次回から同じ条件ですぐに候補を確認でき、screen_name列の記録にも使えます。
Market Chameleonで確認した内容も一緒に残す理由
候補発見だけでは判断材料が足りない
Screenerでの絞り込みは候補の入口です。IVや決算日・Expected Moveなど、Screenerでは確認できない情報がMarket Chameleonで確認できます。これらを確認した時点の値を同じExcelシートに残しておくと、候補ごとの状況をまとめて把握しやすくなります。
確認した時点の前提を残しておくと比較しやすい
同じ銘柄でも、確認したタイミングによってIVや株価は変わります。「いつの時点での確認か」を残すことで、後から見返したときに文脈が分かりやすくなります。check_date列がその役割を担います。
MarketXLSにつなぐと何がしやすくなるか
現在価格やSPY比較を見やすくできる
MarketXLSの関数を使うと、Excelシートに並べた候補銘柄の現在価格やSPY比との差分を自動で取り込みやすくなります。Screenerで見つけた候補のティッカーをシートに転記し、MarketXLSの関数でデータを補完するイメージです。
為替込みで見返しやすくなる
米国株を円換算で確認したいときも、MarketXLSのデータと自分で入力した為替レートを組み合わせてシートに計算式を設定しておくと、更新のたびに円換算値が見直せる状態にできます。
記事素材としても整理しやすくなる
確認した内容がExcelシートに蓄積されると、後から「どの候補をどの時点でどういう条件で確認したか」を振り返りやすくなります。ブログやノートにまとめる際の素材としても整理しやすい状態になります。
MarketXLSの基本的な仕組みや記録シートの設計については、以下の記事で整理しています。
→ MarketXLSとは?Market Chameleonで見つけた候補をExcelで整理する入口ガイド
→ Alpha Picks銘柄をMarketXLSで記録するテンプレ設計(Screener候補の記録にも同じ考え方が使えます)
まとめ|最初は少数の列から始めれば大丈夫
- Screener結果はそのまま眺めるだけでなく、確認時点の情報をExcelに残すと後から比較しやすくなります。
- 最初に残す項目はticker・check_date・screen_name・quant_rating・earnings_date・days_to_earnings・option_liquidity・memoの8列が目安です。
- Market Chameleonで確認したIV・決算日・Expected Moveも同じシートに一緒に残しておくと文脈が分かりやすくなります。
- MarketXLSを組み合わせると、株価・SPY比較・為替換算などのデータを自動取得しやすくなります。
- 最初は少ない列で始め、使いながら必要なものを追加する方が継続しやすくなります。
MarketXLSで記録シートを作る方法を確認する
Screener候補の記録整理には、MarketXLSを使った記録シートの設計が参考になります。基本的な仕組みと項目の考え方は入口記事で整理しています。
MarketXLS入口記事を読む次に読むおすすめ記事
- MarketXLSとは?Market Chameleonで見つけた候補をExcelで整理する入口ガイド
- Alpha Picks銘柄をMarketXLSで記録するテンプレ設計
- Alpha Picksで見た候補をMarket Chameleonで確認する流れ
- Seeking Alpha Stock Screenerとは?できることと使いどころを整理
FAQ
Screenerの結果はExcelでダウンロードできますか
Seeking AlphaのScreenerはExcel形式でのエクスポート機能があります。プランや機能の詳細は公式サイトでご確認ください。
MarketXLSがなくてもこの8項目は記録できますか
できます。普通のExcelシートに手入力するだけで同じ構造を作れます。MarketXLSを使うと株価などのデータ取得を自動化しやすくなりますが、手入力から始めても十分です。
screen_name列はどう使いますか
「Top Technology Stocks」「Dividend Safety A以上」「Alpha Picks」のように、候補をどこで見つけたかを記録する列です。後から「あの候補はどのルートで見つけたか」を区別しやすくなります。
days_to_earningsはどうやって計算しますか
ExcelのDATEDIF関数またはcheck_dateとearnings_dateの差分を計算式で出せます。「=earnings_date – check_date」の形で日数が算出できます。
本記事は情報提供を目的としています。特定の投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。サービスの内容・機能・条件は変更されることがあります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。