20万円ルールは米国株オプションに使えるか|給与所得者の申告要否
20万円ルールの本体は所得税法121条「確定申告を要しない場合」です。医療費控除やふるさと納税など他の理由で確定申告をするなら、20万円以下の雑所得も申告に含めることになります。国内先物・オプション(申告分離課税)との違い、判定は雑所得の合計・円換算後の所得金額であること、米国株オプションは特定口座の対象外で金額を自分で計算する必要があること、住民税は別であることを整理。2026年8月時点。
20万円ルールの本体は所得税法121条「確定申告を要しない場合」です。医療費控除やふるさと納税など他の理由で確定申告をするなら、20万円以下の雑所得も申告に含めることになります。国内先物・オプション(申告分離課税)との違い、判定は雑所得の合計・円換算後の所得金額であること、米国株オプションは特定口座の対象外で金額を自分で計算する必要があること、住民税は別であることを整理。2026年8月時点。
米国株オプションの損益を円換算するレートは、総合課税の雑所得なので原則が取引日のTTM(仲値)です。「売却はTTB・取得はTTS」の根拠である措置法通達37の10・37の11共-6は株式等の譲渡所得等に置かれた規定で、オプションには及びません。TTB・TTSを認めるただし書きの「業務に係る」という条件、レートが無い日の扱い、年間平均レートの可否を国税庁の一次情報に当たって整理しました。2026年8月時点。
米国株オプションの損失は翌年に繰り越せません。3年繰越が使えるのは「先物取引に係る雑所得等」の損失で、総合課税の雑所得である米国株オプションは対象外です。似た名前の繰越制度(純損失・雑損失・上場株式等)との違いと、損失が出た年にできることを国税庁の一次情報に当たって整理しました。2026年8月時点。
米国株オプションには特定口座年間取引報告書が交付されません。特定口座の対象が上場株式等の譲渡で、オプション取引が含まれないためです。毎回届く「取引報告書」は年間の集計ではなく、集計は自分で行います。SBI証券・moomoo証券・ウィブル証券の書類の置き場所と、会社ごとに帳票の区分の切り方が違う点、米国ブローカーに日本の様式が無いことを整理しました。2026年8月時点。
米国株オプションの損失は、同じ口座の米国株の売却益ともFXとも日経225オプションとも相殺できません。相殺できるのは総合課税の雑所得の中だけです。混同されやすい「損益通算」と「内部通算」の違い、カバードコールで現物とオプションが別レーンになる理由を、国税庁の一次情報に当たって整理しました。2026年8月時点。
米国株オプションは総合課税の雑所得、国内の先物・オプションは申告分離20.315%。どちらの箱に入るかの判定、総合課税の実際の税率(15.105%〜55.945%)と20.315%が逆転する所得帯、3年繰越が使えないことの実務上の影響を、国税庁の一次情報に当たって整理しました。2026年7月時点。
米国株オプションの税金を、条文と国税庁の資料に当たって整理。国内の先物・オプションとの課税方式の違い、米国株現物とも別区分になる理由、損益通算・繰越ができない根拠、為替換算、20万円ルールで住民税だけ残る落とし穴まで。2026年7月時点。
オプション分析ツールやチャートツールの利用料を経費計上する実務を、個人事業主として実際に証憑収集と仕訳照合を行った記録から整理します。勘定科目の決め方、領収書メールを送ってこないサービスへの対処、電子帳簿保存法の検索要件・猶予措置まで、国税庁の一次情報に沿って解説。