TradingViewはチャートの印象が強い一方で、米国株のOptions画面も確認できます。
ただ、最初は表示項目が多く見えるため、どこから見ればよいか迷いやすいかもしれません。
この記事では、TradingViewのオプションチェーンで最初に確認したい3項目だけを絞って整理します。全部を理解しなくても、この3項目を把握するだけで画面の見え方が変わります。

チェーンタブを開くと左にコール、中央にストライク、右にプットが並びます。Strike・IV・Deltaの3列が最初に確認すべき項目です。
Optionsタブを開く前の準備
- TradingViewで分析したい米国株のティッカーを検索
- チャートが表示されたら、ページ下部の「Options」タブをクリック
- Volatility:IVの推移グラフ
- Chain:オプションチェーン本体
- Statistics:オプション統計データ

オプションチェーンの基本構造
Chainタブを開くと、左右に分かれた表が表示されます。左側がコール(上昇で価値増)、中央がストライク価格、右側がプット(下落で価値増)です。現在の株価に近いストライクがハイライト表示されています。最初に見る3項目
① Strike(ストライク・権利行使価格)
まずストライクの列を見ます。現在の株価を基準に、上下にどのくらい離れたストライクがあるかを確認します。② IV(インプライドボラティリティ)
各ストライクにIVの列があります。同じ満期でもストライクによってIVが異なることが多く(ボラティリティスキュー)、これを確認することで市場の価格付けのクセを把握できます。③ Delta(デルタ)
デルタは「原資産価格が$1動いたときにオプション価格がいくら変化するか」を示します。ストライク選びの目安としても使われます。| デルタ | 位置の目安 |
|---|---|
| 約0.50 | ATM(現在値に近い) |
| 約0.30 | やや外れたOTM |
| 約0.16 | 約1標準偏差外(到達確率16%目安) |
満期(Expiration)の選び方
Chainタブ上部のドロップダウンから、確認したい満期を選択します。タイムディケイを売り戦略で活かす場合は、残り30〜45日前後の満期が選ばれることが多いです。確認できること・確認しにくいこと
確認しやすいこと
- 各ストライクの価格・デルタ・IVの一覧
- 満期の切り替えと比較
- チャートと同じ画面で見られる利便性
確認しにくいこと
各ストライクの統計的な「到達確率」の精確な数値・決算前後のIV変動の履歴データ・ボラティリティスキューの詳細分析などは、オプション分析に特化したツールを使うと効率的です。ツールの選び方は「TradingViewと他ツールの違いを整理」を参考にしてください。まとめ
TradingViewのオプションチェーンで最初に見る3項目はこちらです。- Strike:現在値を基準に上下のストライクを把握する
- IV:各ストライクのIVを確認し、スキューを意識する
- Delta:ストライク選びの目安にする
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