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異常なオプション出来高とIVランクをスクリーニングする方法|MarketChameleonを使った銘柄絞り込みの手順

※この記事は MarketChameleon 非公式の日本語教育ガイドです。MarketChameleon 社が発行・推奨・スポンサーしているものではありません。掲載しているスクリーンショットは操作説明の目的でのみ使用しています。

How to Use MarketChameleon to Screen for Unusual Options Volume & IV Rank
MarketChameleonの操作画面 © Market Chameleon

「オプションの出来高が急増している銘柄を素早く見つけたい」「インプライド・ボラティリティが歴史的に高い水準にある銘柄を絞り込みたい」――そうした実務的なニーズに応えるのが、MarketChameleonのストックスクリーナーです。

本記事では、解説動画の提供者( Asset Architect)が提供するMarketChameleon活用ガイドをもとに、Unusual Options Volume(異常オプション出来高)IV Rank / IV Percentile Rankを組み合わせた銘柄スクリーニングの手順を、画面操作レベルで詳しく解説します。11,600銘柄以上が収録されたデータベースから、数ステップで候補を100〜300銘柄台に絞り込む流れをご確認ください。

スクリーナーの各指標が「何を意味するのか」という概念的な理解と、「どう設定するか」という実操作の両面をカバーしていますので、MarketChameleonを初めて使う方から既存ユーザーまで活用できる内容になっています。

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しています。

この記事でわかること

  • 「異常なオプション出来高」を数値で定義する方法(相対出来高比率の読み方)
  • IV Rank(IVパーセンタイルランク)が示す意味と、高低の判断基準
  • ストックスクリーナーでIV Rank・絶対IV・相対オプション出来高を組み合わせて銘柄を絞り込む具体的な手順

ご注意
本記事はMarketChameleonの使い方を解説する目的で作成しています。投資判断はご自身の責任で行ってください。

「異常なオプション出来高」とはどう定義するか

オプションの出来高が「異常(Unusual)」かどうかは、その日の出来高単体では判断できません。重要なのは平均日次出来高との比較です。MarketChameleonのストックスクリーナーでは、この比率を「相対オプション出来高(Relative Option Volume)」として表示しています。

  • 比率 = 1.0:当日の出来高が平均日次出来高とほぼ同じ
  • 比率 > 1.0:当日の出来高が平均を上回っている(数値が大きいほど異常度が高い)
  • 比率 < 1.0:当日の出来高が平均を下回っている

たとえばNvidiaのケースでは、当日のオプション出来高が約250〜290万枚であっても、平均日次出来高と比較して比率が1.0を大きく下回る場合は「通常より静かな日」と判断できます。このように絶対数ではなく相対比率で見ることが、異常出来高スクリーニングの出発点です。

IV Rank(IVパーセンタイルランク)の読み方

インプライド・ボラティリティ(IV)は銘柄ごとに水準が異なるため、異なる銘柄間でそのまま比較することはできません。たとえばNvidiaのIV 35.2は高いのか低いのか、Microsoftの23.9やAppleの27.7と単純に比べても意味をなしません。

そこで使うのがIV Rank(IVパーセンタイルランク)です。MarketChameleonでは過去252営業日(約1年間)のIV観測値を集め、「現在のIVは過去1年の観測値の何パーセントより高いか」をパーセンタイルで表示します。

  • IV Rank = 6%:過去1年の観測値の6%が現在のIVより低い → 残り94%より低い水準 → 歴史的に低いIV
  • IV Rank = 97%:過去1年の観測値の97%が現在のIVより低い → 歴史的に非常に高いIV

これにより、「このIVは自分自身の歴史と比べて高いか低いか」を即座に判断できます。プレミアムを売りたい場合は高いIV Rankの銘柄を、買いたい場合は低いIV Rankの銘柄を探すといった活用が可能です。

ストックスクリーナーへのアクセスと画面構成

MarketChameleonのスクリーナーは上部ナビゲーションから簡単にアクセスできます。

  1. 画面上部の「Screeners」にカーソルを合わせる
  2. ドロップダウンから「Stocks」をクリック
  3. ストックスクリーナー画面に遷移する

スクリーナー画面は大きく2つのエリアで構成されています。

  • 上部:フィルタータブ 複数のカテゴリー別タブ(Options、Volume、Price/Volume/Technical など)にフィルター条件が整理されています。
  • 下部:データテーブル 銘柄シンボルと各種アナリティクス・データが表示されます。フィルター条件を設定するたびにリアルタイムで絞り込まれます。

初期状態では11,600銘柄以上が表示されているため、複数のフィルターを順番に重ねることで候補リストを実用的な規模に絞り込んでいきます。

実際の手順:IV Rank × 絶対IV × 相対出来高の3段階スクリーニング

  1. 「Options」タブを開く:フィルタータブの中から「Options」を選択します。ここにIV関連の指標とオプション出来高関連のフィルターが集約されています。
  2. IV Rank(IVパーセンタイルランク)を「90以上」に設定する:IV% Rankのフィルターで下限値を90に設定します。これにより、過去1年の観測値の90%超が現在のIVより低い、つまり歴史的に高いIVゾーンにある銘柄のみが対象になります。設定後、候補数は約295銘柄に絞り込まれます(UNHのようにIV Rank = 97%の銘柄が含まれます)。
  3. 絶対IVを「50以上」に設定する:さらにオプションプレミアムの絶対水準も条件として加えます。IVの下限を50に設定することで、候補は約155銘柄まで絞られます。これにより「IVが歴史的に高い水準にあり、かつ絶対値としても50%を超えている高IV銘柄」に限定されます。
  4. 「Volume / Price Volume / Technical」タブに移動する:フィルタータブ内の出来高関連タブを選択し、相対オプション出来高(Relative Option Volume)のフィルターを設定します。
  5. 相対オプション出来高の下限値を設定する:1.0より大きい値(例:1.5や2.0)を設定することで、「平均より活発なオプション取引が発生している」銘柄のみを抽出します。これにより、高IVかつ通常以上のオプション活動が見られる銘柄に候補が絞られます。

💡 活用のヒント
「高IV Rank × 高絶対IV × 高相対出来高」の組み合わせは、オプションプレミアムを売る戦略(クレジットスプレッド、ショートストラドルなど)の候補探しに特に有効です。逆に「低IV Rank × 高相対出来高」を探すと、IV低水準時にオプションを買うデビットスプレッドや、方向性が出そうなロングポジションの候補として活用できます。スクリーニング後は必ず個別銘柄のオプション・チェーンとイベントカレンダー(決算・配当日など)をご確認ください。

各指標のまとめ:スクリーニングで使う3つの数値

① 相対オプション出来高(Relative Option Volume)

当日のオプション出来高 ÷ 平均日次出来高で算出される比率。1.0が基準で、それを上回るほど「通常より活発なオプション取引」が発生していることを示します。

② IV Rank / IVパーセンタイルランク(IV% Rank)

過去252営業日のIV観測値に対して、現在のIVが何パーセンタイルに位置するかを示します。90以上で「歴史的高IV」、10以下で「歴史的低IV」の目安として使われます。

③ 絶対インプライド・ボラティリティ(IV)

オプション価格から算出される将来ボラティリティの市場予測値(年率換算)。IV Rankは相対的な位置を示しますが、絶対IVを併用することで「低水準の銘柄群の中で相対的に高い」といったケースを除外でき、より実質的な高IV銘柄に絞り込めます。

よくある質問(FAQ)

Q. 「異常なオプション出来高」はどのように判断しますか。
A. 当日の出来高の絶対数ではなく、平均日次出来高と比較した相対オプション出来高(Relative Option Volume)で判断します。1.0が平均の水準で、これを上回るほど通常より活発なオプション取引が発生していることを示します。

Q. IVランクが90以上とはどのような状態ですか。
A. 過去252営業日のIV観測値のうち90%超が現在のIVより低い、つまり歴史的に高いIVゾーンにある状態です。記事の例では、IVランク90以上で候補が約295銘柄、さらに絶対IV50以上を加えると約155銘柄に絞り込まれました。

まとめ

ストック・スクリーナーで「IVランク90以上→絶対IV50以上→相対オプション出来高」の順に条件を重ねると、11,600銘柄超から数十〜百数十銘柄へ効率よく絞り込めます。抽出後は個別銘柄のオプション・チェーンとイベント・カレンダーを必ずご確認ください。

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まとめ

  • 「異常なオプション出来高」は絶対値ではなく相対オプション出来高比率(Relative Option Volume)で判断する。比率1.0が平均で、それを超えるほど通常より活発。
  • IV Rank(IVパーセンタイルランク)は過去252営業日との比較で現在のIVの相対的な高低を示す。90以上で歴史的高IV、10以下で歴史的低IVの目安。
  • スクリーナーで「IV Rank 90以上 → 絶対IV 50以上 → 相対出来高フィルター」の順に条件を重ねると、11,600銘柄超から数十〜百数十銘柄に効率よく絞り込める。
  • 高IV Rank × 高相対出来高の組み合わせはオプション売り戦略の候補探しに、低IV Rank × 高相対出来高はオプション買い戦略の候補探しに活用できる。

参考動画:How to Use MarketChameleon to Screen for Unusual Options Volume & IV Rank(オプショントレード普及協会)

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