※この記事は MarketChameleon 非公式の日本語教育ガイドです。MarketChameleon 社が発行・推奨・スポンサーしているものではありません。掲載しているスクリーンショットは操作説明の目的でのみ使用しています。
MarketChameleonには、相場の「今」を素早く把握するための株式ツール群が充実しています。プレマーケットの動向確認から、ザラ場中の出来高急増銘柄のスキャン、引け後のアフターアワーズまで——一連の流れを1つのサイト内で追えるのが大きな特徴です。
米国株に投資していると、「今日なぜこの銘柄が急騰しているのか」「プレマーケットで大きく動いているのはどんな銘柄か」を素早く把握したい場面が頻繁にあります。MarketChameleonの株式ツールは、そのような「市場の今を読む」ニーズに応えるために設計されています。
本記事では、MarketChameleonが提供する主要な株式モニタリングツール19画面を整理し、それぞれの目的・見方・実際の活用シーンをまとめます。「アカウントを持っているけど、どこから使えばいいかわからない」という方に特に参考になる内容です。
当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しています。
この記事でわかること
- プレマーケット・アフターアワーズレポートの読み方と使いどころ
- Market Movers・ギャップアップ/ダウン・出来高急増など各ツールの目的と判断の目安
- 52週高安値・MOCオーダーインバランスなど機関投資家の動きを読むツールの活用法
- 朝の情報収集ルーティンとして組み込める実践的な使い方の手順
ご注意
本記事はMarketChameleonの使い方を解説する目的で作成しています。特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
MarketChameleonの株式ツール群とは何か
MarketChameleonの株式ツールは、大きく「時間帯別の市場モニタリング」と「条件別のスクリーニング」の2軸で整理できます。プレマーケット・ザラ場中・アフターアワーズという1日の流れに沿って市場を追いながら、出来高急増・ギャップアップ・52週高安値などの条件で候補銘柄を絞り込んでいく、というのが基本的な使い方のイメージです。
これらのツールは単独でも使えますが、組み合わせることで「なぜ動いているか」を多角的に確認できるようになります。以下、画面ごとに目的と使い方を解説していきます。

① Stock Premarket Trading Report(プレマーケット取引レポート)
何のためのツールか
正規取引開始前(9:30 ET)の時間帯に、どの銘柄が大きく動いているかをまとめたレポートです。プレマーケットで大きな値動きや出来高が発生している場合、その背景には決算発表・ニュース・アナリスト格付け変更など重要なイベントが絡んでいることが多く、正規セッション開始後の動きを先読みする手がかりになることがあります。
画面の構成と見方
画面上部には直近5営業日の集計サマリーがあります。各日付ごとに「Up(上昇銘柄数)」「Down(下落銘柄数)」「Volume(出来高)」「Notional(想定金額)」が表示され、その日のプレマーケット全体の活況度を一目で把握できます。
画面中段の「Premarket Movers」セクションには、Most Active(出来高上位)・Gainers(上昇率上位)・Decliners(下落率上位)の3テーブルが並びます。各テーブルにはシンボル・価格・変化率・出来高・時価総額・アラート情報が表示されます。
フィルター機能では、ウォッチリスト内の銘柄に絞ったり、セクター・業種・市場規模・価格条件(52週高値超えなど)で絞り込んだりできます。
Alerts列(E / N表示)について
各行の「Alerts」列に「E」が表示されている場合はその日に決算発表がある銘柄、「N」はニュースが存在する銘柄を示しています。プレマーケットで大きく動いている銘柄に「E」が付いている場合、決算への反応である可能性が高いと判断できます。
② Stock After Hours Trading Report(アフターアワーズ取引レポート)
何のためのツールか
引け後(16:00〜20:00 ET)の時間帯に動いている銘柄を把握するためのツールです。決算発表の多くは引け後に行われるため、アフターアワーズレポートは「本日の決算結果が市場にどう受け取られたか」を確認する場として多く使われます。
プレマーケットとの違い
基本的な構成はプレマーケットレポートと同様(Most Active・Gainers・Decliners)ですが、価格フィルターの基準が「前日終値比」ではなく「当日終値比」になっている点が異なります。また、引け後に決算発表した銘柄の反応を見る目的で使われることが多いため、Alerts列の「E」マークが特に重要なシグナルになります。
③ Stock Market Trading Activity / Market Movers(ザラ場中の動向)
何のためのツールか
正規取引時間中(9:30〜16:00 ET)にリアルタイムで更新される、市場全体の動き手報告です。出来高上位・上昇率上位・下落率上位の銘柄が並び、「今日の相場で何が起きているか」をザラ場中に素早く把握する目的で使います。

Relative Volume(相対出来高)の読み方
Market Moversの特徴的な列が「Relative Volume(相対出来高)」です。これは当日の出来高を過去90日間の平均出来高で割った比率で、たとえば値が「5.0」であれば「通常の5倍の出来高が発生している」ことを意味します。価格変化率だけでなく相対出来高が高い銘柄は、機関投資家も含めた強い売買圧力を伴っている可能性があるという見方ができます。
フィルターにはプレマーケットと同様のものに加え、「Relative Volume(相対出来高)」によるフィルターが追加されています。相対出来高を3倍以上などに設定することで、異常な取引活動を伴う銘柄だけに絞り込むという使い方があります。
④ Morning Report(モーニングレポート)
何のためのツールか
その日の主要経済イベント・新規上場銘柄・新規オプション上場情報を1ページで確認できるレポートです。「今日は何の経済指標発表があるか」「新たに上場・オプション取引開始された銘柄は何か」を朝のルーティンとして確認する目的に適しています。
New Stock Listings / New Option Listingsの活用
「New Stock Listings(新規株式上場)」テーブルには直近1ヶ月以内に上場した銘柄が、「New Option Listings(新規オプション上場)」テーブルにはオプション取引が新たに開始された銘柄が一覧表示されます。新規上場直後の銘柄はオプション流動性が低いことが多く、オプション戦略を検討する際には流動性を別途確認する必要がある点に留意が必要です。
⑤ Top Stock Gainers on High Volume(出来高を伴う上昇銘柄)
何のためのツールか
単なる上昇率ランキングではなく、「株式市場・オプション市場の両方で平均以上の出来高を伴った上昇銘柄」に絞り込んだリストです。ノイズとなる薄商いの急騰銘柄が除外されるため、より実質的な動きをした銘柄を見つけやすいという特徴があります。
列の読み方
「Relative Stock Volume」は株式市場での相対出来高、「Option Volume」はオプション市場での絶対取引量、「Relative Option Volume」はオプション市場での相対出来高を示します。株式とオプションの両方で出来高が膨らんでいる銘柄は、機関投資家や大口トレーダーが関与しているという見方ができます。たとえばスクリーンショットのGBTG(+57.5%)はRelative Stock Volume 33.0、Relative Option Volume 357.2と、オプション市場での活動が特に顕著であることがわかります。
⑥ Top Stock Losers on High Volume(出来高を伴う下落銘柄)
何のためのツールか
前述の上昇版と対になるツールで、5%以上の下落かつ株式・オプション両市場で平均以上の出来高を伴った銘柄が対象です。「空売りや下落方向のオプション戦略を検討しているとき」「保有銘柄が大きく下げた理由を確認したいとき」などに参照する人が多いです。
特に注目するのは、相対出来高が高いにもかかわらず下落している銘柄です。出来高を伴う下落は、単なる利益確定売りではなく何らかのネガティブイベントを示唆していることがあるため、Alerts列でニュースや決算の有無を確認することが推奨されます。
⑦ Stocks Outperforming The Market(市場をアウトパフォームしている銘柄)
何のためのツールか
S&P 500 ETF(SPY)をベンチマークとして、2週間・3ヶ月・6ヶ月の各期間でSPYを上回るパフォーマンスを継続して示している銘柄のリストです。単日の急騰銘柄ではなく、「トレンドとして強い銘柄」を探すときに使います。
Sharpe Ratio(シャープレシオ)列の活用
このツールの特徴的な列が「Sharpe Ratio(シャープレシオ)」です。直近15日間の日次リターンの平均をその標準偏差で割った値で、リスクあたりのリターン効率を示します。同程度のリターンであれば、シャープレシオが高い方が値動きの安定性が高いという見方ができます。スクリーンショットでは、VLUEのシャープレシオが93、LGNが87と、特に安定したアウトパフォーマンスを示していることがわかります。
⑧ Gap Up and Go Stocks(ギャップアップ後に続伸した銘柄)
何のためのツールか
寄り付きで大きくギャップアップし、さらにその後の取引でも価格が上昇を続けた銘柄のリストです。「ギャップアップしたが失速(ギャップフィル)した銘柄」は除外され、「上放れ後も買いが続いた銘柄」だけが表示される点がポイントです。
Opening Gap列と%Chg From Open列の見方
「Opening Gap」は前日終値から寄り付き値への変化率を、「%Chg From Open」は寄り付き後のさらなる変化率を示します。両方がプラスであれば、「ギャップアップして寄り付き、その後も上昇が続いた」ことを意味します。また「Ratio Volume/Float」はフロートに対する出来高比率で、この値が高いほど流通株式数に対して大量の売買が発生していることを示します。
⑨ Gap Down and Go Stocks(ギャップダウン後に続落した銘柄)
何のためのツールか
ギャップアップ版と対になるツールで、寄り付きで大きく下落しその後もさらに売られ続けた銘柄を表示します。「Opening Gap」がマイナスで「%Chg From Open」もマイナスの銘柄が対象です。下落トレンドの初動を確認する目的や、プットオプション戦略のリサーチに使われることがあります。
⑩ S&P 500 Large Volume Burst Trades Report(S&P 500 大口バースト取引レポート)
何のためのツールか
S&P 500構成銘柄における「3標準偏差を超える大口取引(バースト取引)」を集計したレポートです。上部のサマリーでは、「Buy Imbalance(買い越し)」の金額と、Buy/Sell比率、Dark Pool(ダークプール)/Lit Exchange(通常市場)の比率が一目でわかります。
Buy/Sell Imbalanceとダークプール比率の読み方
スクリーンショットでは「Buy Imbalance +$194.0 M」(買い越し1億9400万ドル)、Buy Volume 50.7% vs Sell Volume 49.3%と表示されています。この値が大きく買い越しに傾いている日は、大口のインスティテューショナル(機関投資家)の積極的な買いが入っているという見方ができます。Dark Pool比率が高い場合は、取引が非公開市場で行われる比率が高いことを示し、機関投資家の動向がより反映されやすいという解釈をする人もいます。
日中のチャートでは時間帯ごとのBuy/Sell Notionalが棒グラフで表示され、どの時間帯に大口の買い・売りが集中したかを視覚的に確認できます。
⑪ New Stock 52-Week Highs & Lows(52週高値・安値更新銘柄)
何のためのツールか
その日に52週高値または52週安値を更新した銘柄のリストです。「New 52-Week Highs」と「New 52-Week Lows」のタブが分かれており、当日の更新銘柄数も表示されます。スクリーンショットでは479銘柄が52週高値更新、173銘柄が52週安値更新と表示されており、高値更新銘柄が多い日は市場全体のモメンタムが強いという傾向を読む人が多いです。
Avg Daily Option Volume列の活用
このリストに「Avg Daily Option Volume(平均日次オプション出来高)」の列が含まれている点がMarketChameleonならではの特徴です。52週高値を更新した銘柄の中でも、オプション流動性が高い銘柄(この列が大きな値の銘柄)は、カバード・コールやキャッシュセキュアードプットなどのオプション戦略を検討する候補として記録しておくという活用法があります。
⑫ Large Market-On-Close Stock Order Imbalances(大口MOCオーダーインバランス)
何のためのツールか
引け前15分頃から開示される「Market-On-Close(MOC)注文のインバランス」情報を一覧表示するツールです。MOC注文とは、終値での約定を指示する注文で、ETFや投資信託がポートフォリオのリバランスや基準価格(NAV)計算のために多く使います。
Buy/Sell Notionalの読み方
各銘柄の「Buy Volume」と「Sell Volume」が表示され、どちらが大きいかによってその銘柄の引け付近の需給を把握できます。「Buy On Close」の大口注文が入っている銘柄は引け値が上昇方向に傾きやすい傾向があると見る人が多いです。ただし、あくまで引け付近の短期的な需給情報であり、それ自体が中長期的な方向性を示すものではない点に留意が必要です。
上部の5日間サマリーでは過去の集計(Buy Count・Sell Count・Volume・Notional)が確認でき、「今日のインバランスが過去と比べて大きいか小さいか」という文脈でも判断できます。
⑬ Stock Opening Auction(オープニングオークション)
何のためのツールか
正規取引の最初の約定(始値)を形成するオープニングオークションのデータを集計したツールです。プレマーケット活動をバイパスして、寄り付きの実質的な需給バランスを確認する目的で使われます。
主要列の見方
「% Chg Open vs. Prev Close(始値と前日終値の比較)」「Relative Open Volume(相対オープン出来高)」「Open vs. Premarket VWAP(始値とプレマーケットVWAPの比較)」などが確認できます。プレマーケット中の出来高加重平均価格(VWAP)より始値が大きく上または下に離れている銘柄は、オープニングオークションで予想外の買い・売りが集中した可能性があるという見方ができます。なお、詳細データの閲覧にはプレミアム会員登録が必要です。
⑭ Stock Closing Auction(クロージングオークション)
何のためのツールか
引け値を決定するクロージングオークションのデータを集計したツールです。機関投資家がNAV計算やリバランスのために引け値を指定して取引することが多いため、クロージングオークションのデータは「大口・機関投資家がどの銘柄に動いたか」を観察する手がかりになるという見方があります。
「% Chg from Day Open(始値からの変化率)」「Chg from Last VWAP(終値とVWAPの差)」「Relative Volume(相対出来高)」などの列が並びます。こちらもプレミアム機能です。
⑮ High Daily Stock Trading Volumes(出来高急増銘柄スクリーナー)
何のためのツールか
「当日出来高 ÷ 過去90日平均出来高」の比率(Relative Volume)が高い銘柄を一覧表示するツールです。通常より何倍もの出来高が発生しているということは、その銘柄に何らかの重要な出来事が起きているシグナルである可能性があります。

Earnings・Event列との組み合わせ
スクリーンショットではCNSP(Relative Volume 1055.7)が最上位に表示されています。このように相対出来高が極端に高い銘柄には必ず「Earnings」や「Event」列を確認する習慣が重要です。決算や会社発表がある場合は出来高急増の理由が説明できますが、明確なイベントがないにもかかわらず出来高が急増している場合は何らかの未公表情報が流れている可能性も含め、より慎重に検討する必要があります。
⑯ Company Activities and Upcoming Public Events(企業イベントカレンダー)
何のためのツールか
株主総会・業界カンファレンス・製品発表など、決算以外の企業イベントを日付別に一覧表示するツールです。決算発表は別ツール(Earningsセクション)でカバーされていますが、こちらでは「株価を動かす可能性のある決算以外のカタリスト」を事前に把握する目的で使います。
Option Implied Straddle列の活用
このツールの特徴的な列が「Option Implied Straddle(オプションが織り込む予想変動率)」です。これはオプション市場が当該イベントに対してどの程度の価格変動を見込んでいるかをパーセンテージで示したものです。たとえばWDC(Western Digital)のBarclays会議出席で7.2%と表示されている場合、オプション市場はそのイベントを前後してWDCが約7%動く可能性を織り込んでいるという解釈ができます。決算以外のイベントでも、オプション市場がどう反応しているかを確認する際に使われます。
⑰ Market-on-Close Stock Order Imbalance Inflows & Outflows(MOCインバランスの資金フロー推移)
何のためのツールか
前述のMOCインバランス(⑫)の日次・長期推移をチャートで可視化したツールです。単日の情報ではなく、過去の流れを20日移動平均・1年間の推移として見ることで、「市場全体として資金が流入しているか、流出しているか」という中期的なセンチメントを把握する目的で使います。
緑の線・棒グラフが資金流入(Buy Imbalance)、赤が資金流出(Sell Imbalance)を示します。このチャートで大きなアウトフロー(赤)が続いている局面は、機関投資家が全体的にポジションを縮小している可能性があるという解釈をする人もいます。詳細データの閲覧にはプレミアム会員登録が必要です。
⑱ New Listings in the Last Year(直近1年の新規上場銘柄)
何のためのツールか
直近1年以内に上場した銘柄の一覧です。「New Listings(新規上場)」「Symbol Changes(シンボル変更)」「Delisted(上場廃止)」の3タブがあります。新規上場銘柄については上場日・取引所・現在価格・52週レンジ・初値・初値からのリターン(Since Initial Open)が確認できます。
「Since Initial Open(初値比リターン)」列で初値から大きくプラスになっている銘柄は、上場後の価格定着が順調という見方ができます。逆に大きくマイナスになっている銘柄は、需給や業績期待との乖離が生じている可能性があります。
⑲ Stock Splits in the Last Year and Upcoming(株式分割履歴と予定)
何のためのツールか
直近1年間に実施された株式分割と今後予定されている株式分割の一覧です。Date・Symbol・Shares Before・Shares After・Split Ratioが表示されます。分割比率0.1(例)は「10株が1株になる」逆分割を意味します。
株式分割・逆分割はオプションの行使価格や株数に影響を与えるため、オプション取引を行っている銘柄の分割情報は特に確認しておく価値があります。逆分割(Split Ratio < 1)が行われる銘柄は、多くの場合株価維持のための措置であることが多く、慎重な確認が必要です。
実際の使い方
これだけ多くのツールがあると、「どれをどの順番で使えばいいか」と迷うことがあります。以下では、MarketChameleonの株式ツールを組み合わせた実践的な使い方のパターンを整理します。
使い方①:朝の情報収集ルーティン(9:00〜9:30 ET)
- 確認タイミング:米国市場オープン前、日本時間の夜22:00〜22:30頃
- ①Morning Reportで当日の経済指標・新規上場を確認(2〜3分)
- ②Premarket Trading Reportで上昇・下落率上位と出来高上位を確認。Alerts列で「E」(決算)が付いている銘柄は特にチェック(5分)
- ③出来高急増スクリーナー(High Daily Stock Trading Volumes)でRelative Volume 50倍以上の銘柄があれば理由を確認(3分)
- 目安:プレマーケットで価格変化率±5%以上かつRelative Volume 3倍以上の銘柄をリストアップし、その日の監視候補として記録する
使い方②:保有銘柄の急落理由を素早く確認する
- 確認タイミング:保有銘柄が当日大きく動いたとき
- ①Market Movers(Declinersタブ)でその銘柄を確認し、Alerts列でEまたはNの有無を見る
- ②Top Losers on High Volumeに掲載されているか確認(出来高を伴う下落かどうか)
- ③出来高急増スクリーナーで相対出来高の具体的な倍率を確認する
- 活用のヒント:これら3つの確認で「ニュースなし・高出来高・大幅下落」のケースは特に注意が必要という見方ができます
使い方③:オプション戦略の候補銘柄を探す
- 確認タイミング:週次または月次のポートフォリオ見直しのタイミング
- ①Outperforming Stocks(アウトパフォーム銘柄)でシャープレシオ70以上・6ヶ月リターン+30%以上の銘柄に絞る
- ②52-Week Highs & LowsのHighsタブでAvg Daily Option Volume列が1,000以上の銘柄を確認する
- ③その銘柄をCompany Events Calendarで検索し、近日中に重要イベント(株主総会・カンファレンス)がないか確認する
- 目安:アウトパフォームしており、オプション流動性があり、近日中の重要イベントがない銘柄がカバード・コールやキャッシュセキュアードプットの候補として記録されることが多いです
使い方④:引け前の需給を読む(15:45〜16:00 ET)
- 確認タイミング:日本時間の翌朝4:45〜5:00頃(引け前15分)
- ①Large MOC Order Imbalancesを開き、「Buy On Close」「Sell On Close」の上位銘柄を確認する
- ②S&P 500 Volume Burst Trades Reportの当日累計Buy Imbalance金額を確認する
- 活用のヒント:MOC Buy On Closeの大口注文が入っている銘柄は引け前の価格がやや押し上げられやすいという傾向を見る人が多いですが、これはあくまで引け時点の需給情報であり、翌日以降の方向性とは切り離して考える必要があります
💡 活用のヒント
MarketChameleonの株式ツールは「なぜ動いているか」の仮説形成に使うものです。たとえば出来高急増スクリーナーで銘柄を見つけても、その動きに乗るかどうかの判断は別途必要です。ツールは「何が起きているかの把握」を助けるものであり、「何をすべきかの答え」を出すものではないという点を意識して使うと、情報過多に陥りにくくなります。
まとめ
- MarketChameleonの株式ツールは「時間帯別のモニタリング(プレマーケット→ザラ場→アフターアワーズ)」と「条件別のスクリーニング(出来高急増・ギャップ・52週高安値など)」の2軸で構成されている
- 各ツールのAlerts列(E/N)・Relative Volume・Option Volumeの3点セットを確認することで、動いている銘柄の背景を素早く把握できる
- Morning Report→Premarket Report→出来高急増スクリーナーの3ステップを朝のルーティンとして組み込むと、情報収集の効率が上がる
- MOCインバランス・Volume Burst Reportは機関投資家の動きを観察する視点として、アウトパフォーム銘柄・52週高値銘柄はオプション候補探しの出発点として活用できる
- 次に見るとよい画面:各銘柄の詳細分析はMarketChameleonのIndividual Stock AnalysisページおよびIV(インプライド・ボラティリティ)ページで深掘りできます
よくある質問(FAQ)
Q. Relative Volume(相対出来高)はどのくらいの値から注目すべきですか。
A. Relative Volumeは当日の出来高を過去90日間の平均出来高で割った比率です。記事内では3倍以上に設定して異常な取引活動を伴う銘柄に絞る使い方をご紹介しています。値が極端に高い場合は、Earnings列やEvent列で理由の有無を必ずご確認ください。
Q. Alerts列の「E」と「N」は何を示していますか。
A. 「E」はその日に決算発表がある銘柄、「N」はニュースが存在する銘柄を示します。プレマーケットやアフターアワーズで大きく動いている銘柄に「E」が付いている場合は、決算への反応である可能性が高いと判断できます。
まとめ
MarketChameleonの株式ツールは、時間帯別モニタリングと条件別スクリーニングを組み合わせることで、値動きの背景を素早く確認できます。Alerts列・Relative Volume・Option Volumeの3点を軸に見る習慣をつけると、情報収集の効率が上がります。
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