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WMTのカレンダースプレッドをMarketChameleonで分析|Option Chainの実践的な使い方

※この記事は MarketChameleon 非公式の日本語教育ガイドです。MarketChameleon 社が発行・推奨・スポンサーしているものではありません。掲載しているスクリーンショットは操作説明の目的でのみ使用しています。

【無料オンラインサロン】マーケットカメレオンを使いWMTのカレンダー・スプレッドを分析できるOption Chainの使い方
MarketChameleonの操作画面 © Market Chameleon

MarketChameleon(マーケットカメレオン)のOption Chain機能を活用すると、米国個別株のカレンダー・スプレッド戦略を過去データに基づいて詳細に分析することができます。本記事では、オプショントレード普及協会・守屋史章氏による解説動画をもとに、WMT(ウォルマート)を題材にした実践的な分析手順を紹介します。

日本市場では日経225オプションの流動性の低さからカレンダー・スプレッドの組成が難しい場面も多いですが、米国株オプションでは豊富な満期ラインナップと高い流動性が確保されており、こうした戦略を検討しやすい環境が整っています。Option Chainの仕組みと実際のポジション構築イメージを合わせて学ぶことで、戦略立案の精度を大きく高めることができます。

さらに、Option Chainには2014年まで遡れる過去データが収録されており、2020年2月〜3月のコロナショック局面でのIV(インプライド・ボラティリティ)推移なども確認可能です。歴史的な急落局面でのオプション価格の動きを視覚的に学べる点も、このツールの大きな魅力です。

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この記事でわかること

  • 決算日をまたぐ満期設定でカレンダー・スプレッドを組む考え方
  • 売り側・買い側のIV差を使って利益ポテンシャルを評価する方法
  • Option Chainの過去データで各種オプション戦略の損益図を学ぶ活用法

ご注意
本記事はMarketChameleonの使い方を解説する目的で作成しています。特定の戦略の収益を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

カレンダー・スプレッドとは?米国株オプションで組みやすい理由

カレンダー・スプレッド(別名:タイム・スプレッド)とは、同じ権利行使価格・同じ方向(コールまたはプット)のオプションを使い、近い満期を売り・遠い満期を買う戦略です。満期の違いによるIV(インプライド・ボラティリティ)の差や時間価値の減少速度の差を収益源とします。

日本の日経225オプションでは遠い限月の流動性が著しく低く、スプレッド(売値と買値の差)が広がりやすいため、この戦略の実行が困難な場面が多くあります。一方、WMTのような米国の主要株では週次(ウィークリー)・月次(マンスリー)を含む多様な満期が存在し、流動性も比較的安定しているため、カレンダー・スプレッドを現実的に検討できます。

米国オプションの満期ルールを押さえる

MarketChameleonでオプション・チェーンを確認する前に、米国オプション特有のルールを理解しておく必要があります。

第3金曜日が「標準満期日」

日本のSQ(特別清算指数)の概念とは異なり、米国の標準的なオプション(マンスリーオプション)は各月の第3金曜日の引け値でイン・ザ・マネーかどうかが判定されます。この引け値が権利行使の基準価格となる点が重要です。

ウィークリーオプションと権利行使価格のステップ

マンスリーオプション(第3金曜日もの)は権利行使価格のステップが5ドル刻みになっていることが多く、中間の価格帯には対応する限月が存在しない場合があります。守屋氏が解説の中で「25だとやりにくい」と述べていたのはこの理由からです。このような場合はウィークリーオプションを活用することで、希望に近い権利行使価格を確保できます。

WMTカレンダー・スプレッドの組み方:実践解説

守屋氏は動画の中で、当時の株価(約125.74ドル)を基準にWMTのプットオプションを使ったカレンダー・スプレッドの具体例を示しました。以下にその考え方を整理します。

戦略の基本構造

  • 売り(ショート)側:決算日をまたぐ近い満期(例:5月22日)の権利行使価格125のプットオプションを1枚売る
  • 買い(ロング)側:より遠い満期(例:6月19日)の同じ権利行使価格125のプットオプションを1枚買う

この構成において鍵となるのがIVの非対称性です。決算直前の近い満期は市場の不確実性を反映してIVが高く、遠い満期は相対的にIVが低い傾向にあります。売り側のIVが高い状態でプレミアムを受け取り、買い側は低いIVで購入するため、IV差が利益ポテンシャルの土台になります。

実際の手順

  1. MarketChameleonでWMTのOption Chainを開く:検索バーでティッカー「WMT」を入力し、オプション・チェーン画面に移動します。
  2. 決算日を確認し、近い満期を選択する:決算日をまたぐ最も近い満期(例:5月22日)を選択し、売りポジションの候補を確認します。
  3. 権利行使価格と方向を選ぶ:現在の株価(125.74ドル)に対してわずかにアウト・オブ・ザ・マネーの125ドルプットを売り候補として選定します。
  4. 遠い満期のOptionを確認する:6月19日など流動性の高い遠い満期で、同じ権利行使価格(125ドル)のプットを買い候補として確認します。
  5. IVの比較を行う:両者のIVを比較し、売り側のIVが買い側より十分に高いことを確認します。守屋氏の例では、売り側3.1→0.9(2.2の下落)、買い側4.45→3.3(1.1の下落)と、売り側の時間価値の減少が大きく、差引で利益になる構造が確認されました。
  6. 損益図で満期時の姿を確認する:MarketChameleonの損益グラフで、決算通過時・満期時それぞれのポジション評価額の変化を視覚的に確認します。

💡 活用のヒント
カレンダー・スプレッドは「売り側のIVが買い側より高い」状態でないと優位性が生まれません。MarketChameleonでは各満期のIVを横並びで比較できるため、組成前に必ずIVの差を確認する習慣をつけましょう。また、決算発表後はIVが急低下(IVクラッシュ)するため、決算をまたぐ満期を売り側に設定するのがポイントです。

Option Chainの過去データで戦略を学ぶ

MarketChameleonのOption Chainは2014年まで遡ることができる過去データを保有しています。この機能を活用すると、例えば2020年2月〜3月のコロナショック局面でのWMTオプションのIVが約50%水準まで上昇していたことなどを確認できます。

このような歴史的な急落局面において、株式を保有しながらプットオプションを購入していた場合の損益保護効果がどの程度だったかを、実際のオプション価格データをもとに検証することが可能です。バックテスト的な感覚で戦略の有効性を事前に検討できるのは、MarketChameleonならではの強みです。

Option Chainのインデックス機能で戦略の形を学ぶ

MarketChameleonのOption Chainには、さまざまなオプション戦略の損益図をまとめて確認できるインデックス(戦略一覧)機能も備わっています。守屋氏が動画内で紹介していた主な戦略例は以下の通りです。

  • プット単体:シンプルな下落ヘッジや方向性トレード
  • レシオ・コール・スプレッド:コールを非対称な枚数で組み合わせた戦略
  • バックスプレッド:大きな動きを期待する際に使われる戦略
  • カレンダー・スプレッド:本記事で解説した時間価値を活用した戦略

各戦略の損益図を視覚的に確認しながら、「どの局面でどの形が有効か」を学ぶ教材としても非常に優れています。実際にトレードを行う前の学習・シミュレーション目的での活用にも最適です。

よくある質問(FAQ)

Q. カレンダー・スプレッドが米国株オプションで組みやすいのはなぜですか。
A. 米国の主要株では週次(ウィークリー)・月次(マンスリー)を含む多様な満期が存在し、流動性も比較的安定しているためです。日経225オプションは遠い限月の流動性が著しく低くスプレッドが広がりやすい一方、WMTのような銘柄では現実的に検討できます。

Q. 売り側の満期はどのように選ぶ考え方が示されていますか。
A. 記事の例では、決算日をまたぐ近い満期(5月22日)の権利行使価格125のプットを売り、より遠い満期(6月19日)の同じ権利行使価格のプットを買う構成が示されています。決算発表後はIVが急低下するため、決算をまたぐ満期を売り側に設定する点がポイントとされています。

まとめ

カレンダー・スプレッドは、売り側のIVが買い側より高いことが優位性の前提となります。MarketChameleonのOption Chainでは各満期のIVを横並びで比較でき、2014年まで遡れる過去データによる検証や、戦略インデックス機能での損益図の学習も可能です。

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この記事で紹介した機能はすべてMarketChameleonで確認できます。

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まとめ

  • 米国株オプションでは豊富な満期と高流動性により、カレンダー・スプレッドが現実的に組成できる
  • 決算日をまたぐ近い満期を売り側にすることで、IVクラッシュによる売りポジションの利益を狙える
  • 売り側のIV下落幅が買い側を上回ることがカレンダー・スプレッドの収益構造の核心
  • MarketChameleonのOption Chainは2014年まで遡れる過去データで戦略の歴史的検証が可能
  • 戦略インデックス機能を使えば、各種オプション戦略の損益図を一覧で学習できる

参考動画:【無料オンラインサロン】マーケットカメレオンを使いWMTのカレンダー・スプレッドを分析できるOption Chainの使い方(オプショントレード普及協会)

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